2005.07.19

美術展覚え書き。

いやはや。前売りまで買った展覧会に行かずじまいな週末を過ごしてしまい、こりゃアカンと覚え書きを作ってみました。参考は例によってartscapeの展覧会スケジュール
月末までのレオノール・フィニ展は行ったんだけど、これはもう一度行ってもいいくらい気に入ってます。いや、どっちかってーとカリントンとかバロのほうが、好きは好きですけど。
今週の目標としては印刷革命ドレスデンかな。
そのほか今週末あたりから開催のチェックリストは↓。

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2004.12.29

28日、スーザン・ソンタグが亡くなった。

71歳だった。→News@nifty
白血病ではないかとの推測は流れているが具体的な死因は書かれていない。ニューヨーク市内のがん専門病院だし『隠喩としての病い』(版元品切)を知る人には今更であろう。
これからならば[松岡正剛の千夜千冊]第六百九十五夜『反解釈』あたりを参照のこと。本はコチラ
いや自分ではそのうち読もう、わかるようになるだろうと思って買った本があるはずで。『土星の徴しの下に』(版元品切)とかね。
でもとうとう手が届かないまま、遠くに見えていた後ろ姿がふっつり消えてしまった。どうか死者の魂に安らぎを。

むむ『火山に恋して』は小説しかも前衛的ではないそうなので、注文しとこうか。

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2004.09.02

種村季弘氏没す

なんということか種村季弘氏が8月29日夜、亡くなられていたのをつい先刻知った。
享年71才、胃癌であられたそうだ。心よりご冥福を祈る。

氏は幻想文学や神秘思想を嗜好するものにとっては、渋澤龍彦氏と並び心の師匠、仰ぎ見る星であった。
訃報記事を見て回りながらタイトルを追うだに、あれもこれもまだ読んでないのを思い知らされる。
つべこべ言わず、最近の『畸形の神』を読もうと思う。いや、あれが治療中の作とは。いやはや。

『畸形の神あるいは魔術的跛者 』 2200円
種村 季弘   B6/青土社
bk1 Amazon 楽天ブックス

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