2005.05.31

「コンスタンティン」

テンプレ変更記念(笑。たしか封切り直後の水曜日、下がり眉毛のニコラスよりはキアヌでしょう、ということで「コンスタンティン」に行ってましたので。

いやまあ、のっけから悪魔憑きで始まっちゃうし、気温下がったり重力無視したりで、ほぼエクソシストだしで。オカルト映画なんですがね。あ、虫とかいろいろ出てくるので、そういうの苦手な人はやめといたほうがいいです。
キアヌ・リーヴスは実にハマり役なんですけど、キアヌだけならDVDになってからでもヨシ。

強すぎる霊感ゆえに自殺の大罪を犯しながら死の淵からよみがえった主人公、コンスタンティンは、地獄送りのさだめを免れるために、現世で始末人として働いてるわけですが。どうも神父とかそっち系の修行をしたわけじゃなく、もともとの霊感強すぎなだけで、そういうことしちゃったり、できちゃったりするようで。
聖書のことばの霊的パワーを駆使したり、マジックアイテムが頼りなのね。「悪魔の住む家の虫」でアミティヴィルとか、「電気椅子」でシン・シンとか、固有名詞が聞こえてきて。まあ映画冒頭の鈎十字の旗に包まれた槍先も、雑誌「ムー」とか、そっち方面にちょっと首つっこんだことあれば、すぐ分かるし、なんともうさんくさいわけですが。
なんというか、このあたりを逆にリアルに感じました。
事件、事実、フィクションていうか思いこみも取り込む、信仰という大きな力というか。アメリカ人て、これまで思ってた以上に宗教的なのかもしれないなあ。

映画としては、あくまでもオカルトアクションなんですけどね。

いやもう、あるはずがないものを実在するかのように見せられるところまでCGが発達したからこそできる映画だと思いますが。
暖かそうな天使の羽を備えたガブリエルの美しいこと。昔々ヴァージニア・ウルフの『オーランドー』映画化されたとき、年をとらない青年オルランドを演じたティルダ・スウィントンと聞いて納得。
最後の笑顔を導きだすシークウェンスが本能的と見えるだけに、なぜとはなく「ハーフブリードってけっこうかわいそうな生き物なんだなあ」と思ったのはひみつです(汗。

原作はアメリカンコミックスだってんで気構えはできたんですが。ストーリー展開がね。いまいち、こう、できごとを淡々と追いかけていくというか、なんかなあ、オカルトなんでもありな世界に対して、推進力が乏しい感じ。ワタシ的には映画館だから追いかけられる話かもしんない。ウチでDVDじゃ気が散ったら途端に話分からなくなる可能性大です。

いやまあお金かかってるし、役者と、そのほか映像に出てくるものを追いかけきれれば、それだけで結構楽しいかな。本気のバカ映画じゃないし、ネタ物的な悪ふざけ感覚はありますが、ただのCGサーカスと切り捨てられない後味もありで。1800円は出さない前提で、フルマーク五つ星なら、三つ半てとこですかね。

書影
「コンスタンティン」 日本語公式サイト
2004年アメリカ フランシス・ローレンス監督
出演:キアヌ・リーブス、レイチェル・ワイズ、ティルダ・スウィントン

『コンスタンティン』(ノヴェライズ) 竹書房文庫/竹書房
ジョン・シャーリー/ケビン・ブロドビン;フランク・カペロ脚本/石田 享 訳

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2005.03.18

映画「ローレライ」という神話。

いやまあ、この映画は一言で言うなら「それ、無理だから。」なんだけど。
だってのっけから潜水艦が艦砲射撃するわけで。戦記物読んでも戦闘シーンの細部は頭に入らないワタクシだとて「え?」と思うわけで。ヘンですよ、絵的にも。
しかし頭のなか「?」だったのは序盤だけで、浅倉大佐が出てきて舞台が潜水艦に移るだに、ハナシにぐいっとひきこまれます。強力な艦砲を搭載したドイツ製の潜水艦伊507、そして探知能力で魔女とまで呼ばれたローレライシステムだって一言で言えば「それ、無理だから。」なんだけど。けして無敵でなく、また攻撃兵器ではないあたり、よく作られていて。
いやはや、日本映画伝統の戦争物の器にガンダムのハナシを盛りつけました、という制作側の談話?を後で友人から聞いて、なるほどなと思いました。
見てる間は「これ『青6』の新エピソードって言われたら信じちゃうね」とか考えてましたが。
たしかにアニメのネタと見るならば、無理は無理でも通らない無理じゃない。
ストーリー展開も危うさを孕んだ無理な感じがアニメっぽいんだが、いやこれ誉めてるつもりなんですよ。アニメ育ちの世代としては、昔の戦争映画はとても遠いものに感じられるわけで。ワタクシが見て育ったアニメ作ってる世代の人たちには、そうではなかっただろうと思うんだけど。
私たちの世代には、時代としても、体験としても、とても遠いものなんだな。それでも歴史を勉強したり、手記を読んだりで、何があったのかはだんだんわかってくるのだな。
それを見てもなお、あの時代のひとたちが、私たちに何かを残してくれたのだと。いや、あの時代のひとたちも、共有できる何かを信じようとしていたのだと思いたいのだ。こうして、ここに生きているからには。
アニメ世代に分かる展開と、圧倒的な潜水艦戦闘の映像、そして役者の演技で、目に見えるように見せてもらった気がする。いや、泣きはしなかったのだけれどね。
虚構の物語が結末に至れば、なにもなしでは容易に信じがたい嘘に、読み手は共感できるようになる、これをワタクシはファンタジーのチカラと呼んでおるわけですが。いや、物語のチカラというか、神話というか。
映画「ローレライ」もまた、一幅の神話として、残る作品であると思う。
いや戦闘シーンはずぇったいダメ、というんでなければ、役者の芝居だけでも、レイトショーならお釣りが来ると思う。大スクリーンで見ておくべし。

ローレライ  2005年 日本 東宝邦画系で公開中。
公式サイト
監督:樋口真嗣
原作:福井晴敏「終戦のローレライ」
出演:役所広司 妻夫木聡 柳葉敏郎 香椎由宇 石黒賢

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2005.01.18

全米興収トップ10とか。

さてまあ先週レディスデーには「Mr.インクレディブル」とか、観てないわけじゃないけど、ブログ巡ると既に言いたいことは言い尽くされているので。アメコミヒーロー好きの人向け、王道アップデート展開と、デザインされつくしたキャラと生活、演出に圧倒されました、とだけ言っておこう(汗。
さて昨日付けの1月14日~16日の推定全米興収トップテン、ソースはNews@nifty

1.   23.6M$ Coach Carter
2.(1)19.0M$ Meet the Fockers
3.   14.0M$ Racing Stripes
4. (33) 13.9M$ In Good Company
5.   12.5M$ Elektra
6.(2)12.2M$ White Noise
7.(3) 4.8M$ アビエイター
8.(4) 4.0M$ Lemony Snicket
9.(9) 3.6M$ オペラ座の怪人
10.(6) 2.9M$ オーシャンズ12

Mはmillionの略。
封切り作品3本のうちSFとかファンタジー系は「Elektra」くらいか。
まあこの10作品だと「オペラ座の怪人」を見るか見ないか、てなとこです、個人的には。

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2005.01.15

ナルニアだ。ナルニアですよ。

〈ナルニア国ものがたり〉の一作目『ライオンと魔女』が映画化されるわけだが。→岩波書店の広報ページ
ディズニーということで複雑な感じな人も大きいお友達には多いかもしれない(汗。
しかし特殊効果担当はWetaなので、そのへんちょっと期待していたら、メイキングのトレイラーが出ていたのだった。再生にはQuickTimeが必要ですよ。
QT入れてなくても上記トレイラーのページからリンクしてる英語公式サイトなら見れるんじゃないかな。

ワークショップの案内はやっぱりリチャード・テイラーで、あのまったりとした喋りっぷりが懐かしいというか、笑いを誘われますな。ミニチュア(ギガチュア?)職人さんたちなど、Lotr特典盤でお馴染みのメンツがあっちにもこっちにも。
いや、もう武器とか馬具とか鎧とか、Wetaですから。指輪映画の雰囲気まんまと言えば、まんまだけど、ナルニアも欧米の歴史的文化の裏付けがプラスになる作品だし、いいんじゃないかな、これはかなり。だってケンタウロスに文化とか歴史を感じるわけ。
Wetaだからってワーグって例もあるし(あの顔はいかがなものかと<また言ってます)あんまし入れ込むとガックリ来そうな気もしますが。
こりゃ期待しますがな。しかし日本公開は来年の春。長いね。

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Don't Panic!

■マービンて覚えてる?  Flix
『銀河ヒッチハイクガイド』のユウウツなロボットですよ。
今年5月公開予定で映画化進行中なんですが。→公式サイト
造形ができてきて、声の配役まで決まっていたとは知りませんでした。
アラン・リックマン、スネイプ先生ですよ(笑。公式サイトトップ右下の、まるっこいヤツです。
日本で公開するのかなあ。いや見たいですが。

20050117追記。映画サイトはならのさんに、こそりと教えていただいたもの。うむ持つべきは友というか同好の志。

■ハリポタ3がトップ?  Flix
いや映画DVDの細かい間違い(編集ミスとか)でハリー・ポッター3がトップだった、て話題があちこちで出てますね。数えてランキングしたのはアメリカの人だそうですが、いや物好きはいるもんだ。
合成とかCG多用、ディテールの量で圧倒する映画にはありがちっていうか、指輪の映画だって結構ありましたけどな。戦闘地域を突破中なのに矢筒かける側を違えたりするものか、ってなもんで。こめかみの傷と血痕は言うに及ばず。
しかし「トロイ」で太陽が西から昇ってた場面があったってほんとかね(笑。

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2005.01.11

映画:アメリカで一番人気はやっぱり911

■アメリカピープルズ・チョイス賞、作品賞は「華氏911」 NEWS@nifty
雑誌「エンターテインメント・ウィークリー」が選んだ6000人の映画通に候補を推薦してもらい、そのリストアップ作品に一般市民がインターネットで投票して決定するというもの。作品賞っても、みんなが一番イイと思った映画賞なわけね。
日本で言えばぴあテン、SF界の星雲賞か(笑。

そのほか受賞作・受賞者は。

ドラマ映画賞:「パッション」
男優賞:ジョニー・デップ
女優賞:ジュリア・ロバーツ
アニメ賞・コメディー賞:「シュレック2」

あ、EW.com 拾い読みなので賞名は自分訳ですよ(汗。
このほか「イイと思う笑顔」賞など、いろいろ。
投票総数は2100万人だそうな。

■全米映画批評家協会賞きまる NEWS@nifty

作品賞  :「Million Dollar Baby」(クリント・イーストウッド監督)
      次点「サイドウェイズ」ただし脚本賞、助演男優賞、助演女優賞受賞。
監督賞  :チャン・イーモウ「LOVERS」
主演女優賞:ヒラリー・スワンク「Million Dollar Baby」
      イメルダ・スタウントン「ベラ・ドレイク」
主演男優賞:ジェイミー・フォックス「レイ」「コラテラル」

未公開は「Million Dollar Baby」、「サイドウェイズ」。
「ベラ・ドレイク」はどうだっけ。
いや公開済みの「LOVERS」「レイ」「コラテラル」とも見てないんですけどね。
行くのは今週末公開の「ネバーランド」くらいか。

■前週末のアメリカ興行収入ランキングとか。NEWS@nifty

 1(1)28.5M$ Meet the Fockers
 2(-)24M$  White Noise
 3(3) 7.6M$ アビエイター
 4(2) 7.4M$ Lemony Snicket
 5(4) 6M$  Fat Albert
 6(5) 5.4M$ オーシャンズ12
 7(6) 4.5M$ ナショナル・トレジャー
 8(7) 4.4M$ Spanglish
 9(9) 3.4M$ オペラ座の怪人
10(11) 2.7M$ The Life Aquatic

初登場2位「White Noise」は奥さんを亡くして傷心のあまり、テレビやビデオを通じて死者と交信できると称する霊媒師?の言説にハマってしまう男の話。
英語公式サイト 
ミステリーとかサスペンスとか書かれているが、異世界と交信してしまうというのは、ぶっちゃけ、ホラーなのでは。いやオカルトかもしんないけど。

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2005.01.10

青春アドベンチャーに『家守綺譚』

NHK-FMのオーディオドラマ、いや自分的にはラジオドラマなんだが、青春アドベンチャーに『家守綺譚』が登場するんだそうだ。
NHK公式ページ
オンエアは2月28日から全10回、平日のみなので二週間。
22:45~23:00の15分ずつ。

いやいたく原作が気に入って感想書いたりしてるので、聞きたい気持ち半分、イメージ壊れたらどうしようと思う気持ち半分(笑。

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2005.01.05

あけましておめでとうございます(遅。

喪中のみなさまには寒中お見舞い申し上げます。
今年もよろしくお願いいたします。
さてMovie@nifty今日付けの更新、アメリカのボックスオフィストップ10。

1.(1) Meet the Fockers
2.(2) Lemony Snicket
3.(4) アビエイター
4.(3)  Fat Albert
5.(5) オーシャンズ12
6. (11)  ナショナル・トレジャー
7.(8) Spanglish
8.(6) ポーラー・エクスプレス
9.(7) ダークネス
10.(10) オペラ座の怪人

ロイターの週末推定ランキングだと9と10逆でしたが差は数パーセント。
なんかヘンだなと思ったら年末〆の仕事で1週飛ばしてました(汗。
ただまあ、ニュー・イヤーズ・デイだと大作封切りとか公開拡大はないので、大きな変動はナシ。
前週9位「ライフ・アクアティック」(2005日本公開決定。公式サイトはまだ英語版のみ)の圏外落ち、「ナショナル・トレジャー」の再度ランクインくらいですね。
以下は初出とか分からなかったタイトルに関する覚え書きっす。

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2004.12.25

ハウルふたたび。

『ハウルの動く城』は興行収入一位確定、推定でも200億円以上と数字が出てた。→eiga.com
一方で、いまひとつ盛り上がりを欠くとの記事も、ようやく出てきている。→夕刊フジ

いやまあ、きのう『天空の城ラピュタ』見ながら考えてたんですけどね。
原作を読んだ自分は、ハウルって、このムスカくらい複雑なキャラだと期待してたのかもしれないな、って。いや見てる間は集中しててどこで何考えたかは覚えてないんだね。

そう、ワタシにとっては宮崎アニメの中でいちばん面白いといったらやっぱりこの『…ラピュタ』なのだ。CMすら苦にならないくらい。
『未来少年コナン』『ルパン三世カリオストロの城』を彷彿とさせる動きには圧倒されるし。時には引きつけられ見入ってしまう。いや古い鉱山で明かりを消すシーンとかですね。
少女は健気で、ひたむきに世界の行く末を思う。心の底から助けてやりたいと思う少年の気持ちに素直に共感できるし、大人たちは理解し許容する強さがある。そりゃもう海賊ドーラだな、出色は。
しかしまあハナシの面白さを支えるのはカタキ役てか、悪役のムスカだろう。この複雑さといったら、これもまた宮崎キャラのなかでも出色ではないかと思うわけで。
クシャナとか参謀とか、ポルコとか、役割やわかりやすさは少しずつ違うけど、視点をおかれた人物からは伺い知れない部分のあるキャラがハナシを深くしていたんだねえ。
1回できてしまった作品と同じ物を繰り返し作っても、そりゃクリエイターには意味のないことかもしれない。でも見る側の期待は、これまでの最高水準に上がっちゃうわけで。

いやアニメのハウルにも、わからない部分はたくさんあるし。人外の姿から戻るシーンとか、特別な場面でなくても、一部大人のおねいさんたちが喜んでおいでのように(笑、絵としては十二分に美しく魅力的なのだ。
そしてまあ、おばあさんになる呪いを受けたはず女の子が、自分の思いこみ――つまり、「自分はどうせ」という諦観を忘れるほどに、ほかの誰かのために一生懸命になるとき、自分ではわかっちゃいないまま、少女の姿を取り戻すのだと分かっていく演出は、なかなか説得力があったし。

でもハナシの重要なポイントについて、手がかりが少なすぎるんだよねえ。という話は1回書いたけど。
やっとこのテの話が表にでてきたか、と思う。
いや、公開遅れたうえ1ヶ月保たなかった「スカイ・キャプテン」だって、文句なくいい映画だったってわけじゃないけどさ。わかった上での大人のお楽しみ的映画を見たいひとは日本じゃ少数派なんだろうけど。押しのけられるなら、られるで、押しのける側もいい映画であってほしいと思うのは……まあ倒錯してるか。
でも期待してたんだよ。ほんと。

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2004.12.23

映画のニュースあれこれ。

原作こだわりとミーハー、野次馬ごちゃ混ぜの映画関連ニュースチェックっていうか。
ほかの日記でやってたメモです。

■ハリー・ポッター6作目脱稿、という話題はちらちら目にしてましたが。発売日の発表がありましたね。
版元プレスリリース(21日付)
もっとも英国、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、そのほか全世界向けの英語版で、2005年7月16日発売同時発売。
日本版はもちろん未定。まあ原稿も見てない段階じゃ何も言えませんですな。

■パイレーツ・オブ・カリビアンの2作目にユン様ですと(汗。
 eiga.com ニュース&噂
誰よと思ったらチョウ・ユンファでした。監督から香港の実在海賊役のオファーがあったとか、なかったとか。
もっとも中国のApple Daily紙のみの報道で、これ華字新聞なのね。ソースにはあたれず。
ディズニーからは正式コメントは出てないそうな。

■DCコミックスの「超音速ヒーロー ザ・フラッシュ」映画化、というハナシはFlixから。
このタイトルからするに日本語の本が出てる……のかな?と思ったら、テレビシリーズでした。以前、日本テレビ系で1990年制作のテレビシリーズが放送された時の公式サイトにヒット。
深夜、関東のみの枠で、今年の3月まで放送してたとは。Q&Aから推測すると、他局で放送した二カ国語版の再放送な感じで。

■ドリームワークスの『ジ・アイランド』(原題)にショーン・ビーン出演が決定、というのはscifi.comで見たんだったかな。英語じゃいまいちわからなかったけど、「プリズナー」ふうのストーリーで、原作はなさそうですね。
Flixの写真は「ナショナル・トレジャー」のプロモーション当時のものらしいけど、すごい、悪役っぽい(笑。ボロミア兄貴の面影もない感じ。

■それにしてもマグニートーを主役にしたX-MENのスピンオフ、アクション・スリラーだそうですが。
この主役を、まさかイアン・マッケランがやるのかなあ(汗。Flixには写真入ってるけど。


■『ヴィタール』(公式サイト)の映画館パンフが320ページ、脚本全掲載だっていうからびっくり。
値段はいくらなんだろう(汗。

■来年4月16日公開の松竹映画「阿修羅城の瞳」(公式サイト)のエンディングはスティングによる「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」ですと。ピアニストはハービー・ハンコックだそうで(汗。
ううむ滝田洋二郎監督、原作は劇団★新感線の中島かずき。音楽が……菅野よう子だ。
論創社からもとの芝居の戯曲は出てる。
オリジナル版 2003年版

ヤフーの「【中華芸能】『天下無賊』:10日で興業収入8000万元突破」ってコピペしても今いちピンと来ないけど。アンディ・ラウ主演の中国映画『天下無賊』が中国での興行収入記録を塗り替えた、ってことだな。うん。
上海の中国映画情報サイトで紹介&レビュー。
コメディが得意な馮小剛(フォン・シャオガン)監督の「賀歳片」、正月映画ってとこですか。この人の『甲方乙方』から始まったのか。
中国情報局によれば、公開初日で早くも北京市内には海賊版が登場したという。いやはや。


■ツタヤオンラインが始めたiモード向け英語学習サイト「シネマ英会話EX」の教材は映画なんだという。
ソースはITmediaモバイル
話題の作品で英会話や字幕翻訳のレッスンができるというもの。予告編などを動画で楽しめるサービスもあって月315円は高いか安いか……まあ使う人しだいだけどね、なんによらず。
同サイトの監修・編集はキネマ旬報社と字幕翻訳家・菊地浩司氏。
戸田氏は……コラム等に登場予定とのこと。いや、そりゃ拘ってるともさ。

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