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2004.12.18

『男の民俗学 1 職人編』(20041216)

男の民俗学 1 職人編遠藤ケイ
小学館文庫/小学館 2005年1月
630円 ISBN:4094116214
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1980年から『ビッグコミックオリジナル』に連載された人気シリーズ『男の民俗学』の文庫化。全3巻。著者の手になるイラストで、職人さんたちの様子が記録されている。写真より生々しい感じがするのは不思議なもんだ。

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『タイドランド』(20041216)

タイドランドミッチ・カリン/金原瑞人訳
(四六判)/角川書店 2004年11月
1680円 ISBN:4047914827
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出だしからかなり荒涼として、ダークな感じのファンタジー。

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『あなたの話はなぜ「通じない」のか』(20041216)

あなたの話はなぜ「通じない」のか山田ズーニー
(B6判)/筑摩書房 2003年10月
1470円 ISBN:4480877533
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まあ、いや、身につまされる部分はあるわけで。

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2004.12.17

『ミステリーズ!extra November2004』

ミステリーズ!extra 200411
(A5判)/東京創元社 2004年11月
1260円 ISBN:4488023819
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めでたく隔月刊となったミステリ雑誌「ミステリーズ!」の増刊号で、新人発掘を目的としたレーベル〈ミステリ・フロンティア〉から育ってきた、あるいはこれから世に出る作家の特集号です。

なんで買ったかってぇと、新刊チェックでひっかかった著者名が友人で。その話をさらに別の友人にしたら「面白かったよ」と、それだけなんですが。
いやその。「二キロじゃ足りない」は面白かったす。部室にたむろして絶版本借りたり読みふけったり屁理屈こねたりな体験のある人間にとっては非常にリアルな世界で(汗。ネットに多少とも深入りしてれば、何が二キロじゃ足りないのか分かった時点で、なるほどと思えるし。わからない人もいるというのがこれまさにデジタルデバイドか、と妙な感心をしてみたり。<そのときちょうど『ネット王子とケータイ姫』を読み終わったばかり。
インタビューはまあ、ふだん読んでないジャンルなのでピンと来ませんでしたが。
でもアンソロジーと考えても、「霜降」や「吉次のR69」とか、○△×でいうなら自分的に○プラスと思うのもありで、最終的に打率7割は悪くないです。うむ賞ものは図書館で探してみるか。

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下見帖更新。

遅れとりもどせず12月10日までの新刊下見帖更新。
いやこの季節にくしゃみハナミズはなづまりときたら風邪だと思うじゃないですかふつう。発熱してきたので医者に行ったら「花粉症ですね」と(汗。体質改善しないと冬じゅうズビズバは治らないということか。がくり。

↓絞り込みリストはコチラ。もう見たもの買った物(このミスとか、めった斬り)は外してあります。

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2004.12.16

「スカイ・キャプテン」を見た。最後の朝イチ割引で。

いや噂にたがわぬ、なんというか市街シーンの感じはなんか「メトロポリス」だし、ロボットはどっちかっていうと横山メカだし、無線で Calling Sky Captain ! とかやってるところはキャプテン・フューチャーだよと楽しみつつツッコミつつ見ていていいのかホントに、と思うのは。地球の危機とかに眦(まなじり)を決さんばかりのコドモばっか出てくる日本のアニメに馴れちゃってるからかもしれぬ。
だって主演ふたりのやりとりは最後まで痴話喧嘩だし(笑。かるい。しかも、ぬるい。
しかしその、ジュード・ロウ、グウィネス・バルトロウ、アンジェリーナ・ジョリーと俳優陣がまたいいのだ。ストーリーの要求する古典的なタイプのキャラに、みごとにハマッてる。
ポリー・パーキンスはヒーローを厄介ごとに巻き込むヒロインの典型なわけですが。事件記者なのにハイヒールにロングタイト、金髪巻き毛は乱れもしない固めっぷり。
失敗する自分が許せないんじゃないかと何となく思ったフランキーの唇が赤くないのもまたよし。で、まあ、なんといってもジュード・ロウなんですな。いやもう、キメ笑顔が出るたび、キャーとかイヤーとか言いたくなって困りました(汗。すばらしい。
ぜひ、レンタルDVDがリリースされた暁には、女友達と転げながら見る会をやりたいです(笑。

たぶんおおかたのところでは17日までだと思います。すべてわかってて、なおかつ面白がれる大人のお楽しみって感じなので、ムリくり見に行けと言うほどじゃないけど。まあ、噂のゴジラほど無駄遣い感はないんじゃないかな。
(20041210)

スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー
 公式サイト

監督・脚本 ケリー・コンラン 
製作総指揮 オーレリオ・デ・ラウレンティス 
製作・出演 ジュード・ロウ 
出演    グウィネス・パルトロウ  アンジェリーナ・ジョリー 

2004アメリカ/ギャガ=ヒューマックス配給

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2004.12.15

『アバラット』

『アバラット』クライヴ・バーカー/池 央耿訳
(A5判)/ソニー・マガジンズ 2002年12月
2730円 ISBN:4789719731
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これ読んだのはええと去年の年明けか。まだ2は手を付けてないというか、さすがに1の内容を忘れてるんだけど例によって見つからないので、初読の感想を発掘。

「わが町について興味深いことを10項目」と宿題に言われて調べても、地元のチキン産業のデータしか出てこない、そんなミネソタの田舎町から物語は始まる。 あ、ちなみに本自体は中学生向けですから。
それでも怖い物好きの主人公が掘り返せば、町のホテルに旧館はあるし、塗っても塗っても隠れない染みのある部屋だってある。
ここで怪物が耐え難い日常に暴れ込んでくればいよいよモダンホラーなのだが、どっこい、主人公は「外」を目指す。日常に没頭しきれないことを責められ、町はずれの空に輝く金彩の雲に惹かれて。
異世界ファンタジーの導入としてはありがちかもしれないが、その先の異世界は流石にバーカー、月並みではない。思わぬ援け手すら角ある異形をそなえ、読み進めば真夜中の王は現れて、死者の塵から祈りによって呼び起こした巨蛾の翅には恐怖に声なく叫ぶ人面の斑紋がひらめく。
その影の深さは、訳文にしばしば現れる古雅な響きとあいまって、多島世界に神話的な深みを与えている。ハウリハンやらパナケイアの名に連想が引き起こされるのも、その深みのなせるわざだろう。
子供視点らしく統一されたスタイルを求める向きには破綻と見えるところもあろうが、統一感のもたらす平板さは不要というか、この世界にはそぐわないとも感じられるのだ。
そして巧まざるおかしみに、いつしか世界は親しく感じられるようになる。シカゴの動物園で檻の清掃をしている主人公のおじさん(お気に入りはフタユビナマケモノとか)が「神に笑いの心がないと思うなら、こいつらを見てみい」と言うように。うむ百聞は一見にしかず(笑)。
尽きせぬイマジネーションの広がりが思わせるのは『アルクトゥールスへの旅』なのだが、バーカー自筆の油彩画はメキシコ壁画を思わせる。とはいえワタクシもシケイロスとか、タマヨくらいしか知りませんが。そして怪異は土俗的な形象をそなえ、殺伐とした側面を見せ続ける世界を豊饒ならしめている。
うむ、かなり絶賛ぽくなってしまったが。物語は終わり方が肝心なので、現時点で採点はしがたい。
『ウィーヴワールド 上下』『不滅の愛 上下』を覚えているファンタジー好きなら取り組む価値はあると思う。もちろん血まみれ××まみれが苦手な人は触っちゃいけません(汗。
(20020106 20041215改)

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2004.12.14

『魔法探偵』

魔法探偵南条竹則
(四六判)/集英社 2004年12月
1890円 ISBN:4-08-775343-3
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いや魔法を使う探偵ものというとランドル・ギャレットなんぞを思い出すのだがさにあらず、魔法は出てくるが探偵は詩人。推理というよりは怪奇いや幻想譚集というところか。いったいいつの時代だよとツッコミたくなる言葉づかいも、今度の土曜日には天気が良かったら荒川線に乗りに行こうかと思わせる背景には似つかわしい。虚実とりまぜたペダントリーもワタクシ好み。いや156ページの誓いの名前で吹きましたとも。1890円はちょと痛いが、買って悔いなし。

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『グノーシスの薔薇』(20041213)

グノーシスの薔薇デヴィッド・マドセン/大久保譲訳
(四六判)/角川書店 2004年11月
2310円 ISBN:4-04-791488-6
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グノーシスで薔薇ですよ奥さん(<誰ですか(汗)。
文明が爛熟で耽美な頽廃してそうな版元サイト説明にクラッときて購入。

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『アーサー王物語 1』(20041213)

アーサー王物語 1トマス・マロリー/井村君江訳
(A5判)/筑摩書房 2004年11月
2940円 ISBN:4-480-83197-5
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キャクストン版としては初の完訳。ビアズリー図版を完全収録だそうで、まあ内容がアーサー王ですから、モリス的な絵も多いんですが、絵のほうでコタえられない人も多いでしょう。
完訳ただしウィンチェスター版は青山社から出ていたのを今さっき検索して知りました。どうも今は品切れっぽい。うむむ。

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2004.12.13

『愛のうずしお』

山田ミネコ/サラ・クレイヴン原作
エメラルドコミックスハーレクインシリーズ/宙出版 2004年10月
630円 ISBN:4-7767-1375-6
@nifty:Books bk1 Amazon 楽天ブックス

うずしお。いや鳴門海峡や洗濯機じゃないんだし満ち潮だと思うんだがとかいうツッコミはおいといて。
山田ミネコさんのコミック。いやほんとにひさしぶり。
いやまあ、ハーレクインロマンスの漫画化なんですが。いまや専門誌だって専門レーベルだってあるんですな。さすがにそこまでチェックしてなくて、友人にQで教えてもらいました。
両親を亡くした女の子が画家の夢やぶれて親戚のところから家出して、名前しか知らないけど亡き母の絵を保存してくれそうな富豪を尋ねていくところから始まるストーリーは、なんというかロマンス小説らしいんですが。
元気のいい女の子が良かれと思っていろいろしでかしてしまう話がなんか昔のアリス・シリーズみたいな。懐かしくも楽しかったす。

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『児童文学における〈ふたつの世界〉』(20041212)

児童文学における〈ふたつの世界〉井辻朱美監修/ふたつの世界プロジェクト編
てらいんくの評論(A5判)/てらいんく 2004年11月
1890円 ISBN:4-925108-32-8
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このブログを見ちゃった人にはたぶん翻訳家として知られているだろう井辻朱美さんは大学の先生でもあられる。
この本は大学での門下生……いやなんかヘンかもだが、お弟子さんたちによるプロジェクトで。現実世界と架空世界など、作品中に登場するふたつの世界のとらえかたを切り口にした作品研究から、児童文学の理解を深めよう、というもの。
研究書なので文章は論文……というほど硬くないと思うが、井辻氏のガイドブックのように練達の士が一般向け読み物として書かれた文章とはさすがにちがうので。多少ともその気になれる人むけ。

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『ライトノベル完全読本 Vol.2』(20041212)

ライトノベル完全読本 Vol.2
(A5判)/日経BP社 2005年1月
780円 ISBN:4-8222-1708-6
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こちらも読まずば何も言えまいということで。いや少女向けの特集だからってこともあるんですがね。

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『このライトノベルがすごい! 2005』(20041212)

このライトノベルがすごい! 2005 発表!2004年度版ライトノベル・ランキング!!作品&人気キャラ『このミステリーがすごい!』編集部編
(A5判)/宝島社 2004年12月
725円 ISBN:4-7966-4388-5
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いやサブタイトルに「発表!2004年度版ライトノベル・ランキング!!作品&人気キャラ」と入ってる時点でワタクシの趣味には関係ないかな、とは思いましたが。ほら予約特典が表紙イラストの壁紙ですからね。そういう特典がヒットする層からははっきり外れてます。
とりあえず目利きとされてるかたのなかに小説読みの読み巧者のお名前がチラホラだし、中味知らないでいろいろ言うのはそれこそ趣味じゃないので購入。

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2004.12.12

『指輪物語』50周年記念版その2

もっと何かと検索に行ったら、ありました。豪華1冊本が。
50th Anniversary Edition US
The Lord of the Rings: 50th Anniversary Edition

J. R. R. Tolkien
U.S. : $100.00
Amazon価格(税込)9,184円
Houghton Mifflin (T) ; ISBN: 0618517650
; 50th Annversary Edition (2004/10/21)

Houghton Mifflin の該当ページによると。
サイズは「9.25 x 2.13」って、これ単位はインチか。×2.54で換算すると23.5cm×5.4cm。高さと厚みかな。
ハードカバー革装天金、箱入り1216ページ、地図2枚(折り畳み)付録。
「カザド・ドゥムの橋」のところにマザルブルの書カラーイラスト3ページ入り。
教授自身が初版のさい入れたがっていた挿画なんだけど果たせず、残念がっていた、とは、『トールキンによる『指輪物語』の図像世界』でも触れられています。
アマゾンジャパンのレビューによると、トールキン研究者にしてこの『トールキンによる『指輪物語』の図像世界』の原書"J.R.R.Tolkien:Artist and illustrater"の著者、Wayne G. Hammond, Cristina Scullが校閲を担当。追補編のホビット家系図にボルジャーとボフィンの追加があるなど、多少の異同はあるモヨウ。

50th Anniversary Deluxe Edition UKまたブルー系装丁のUS版に対して赤茶のUK版もあります。こちらは 50th Anniversary Deluxe Edition、定価100ポンド(アマゾンUKだと70ポンド)、アマゾンジャパンでも1万7千円(汗。……UKから買ったほうが安いかも。いや買えませんが。

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トールキン・カレンダー 『指輪物語』50周年記念版

『指輪物語 旅の仲間』が、C.S.ルイスの曰く「蒼穹にひらめく雷光のように」この世にあらわれたのは1954年の10月21日(Unwinの初版発行年)。じつに50年前のことでした。
トールキン生誕100周年の年には豪華愛蔵版はじめあれこれと出たんで、今年も何かと思っていたらトールキンカレンダーがトールキン自身のイラストだったりとか。いやこれで50周年に気が付いたんですけどね(汗。

50th Anniversary CalendarTolkien 2005 Calendar:
The Lord of the Rings 50th Anniversary Calendar

J. R. R. Tolkein
U.S. 定価: $14.95
Amazon価格(税込)1,381 (税込)
出版社: Harper Entertainment ; ISBN: 0060722983 ; (2004/09/01)

表紙 『指輪物語 旅の仲間』装丁デザイン画のアレンジ
序(オマケの2004年後半カレンダー) ブランデーワインの渡し 146
1月 柳じじい 147
2月 裂け谷から東を望む 106
3月 春のロスロリアンの森 157
4月 モリアの門 上下とも 148 149
5月 ファンゴルンの森(トール・ナ・フイン) 54
6月 ヘルム峡谷と角笛城 161
見開きページ マザルブルの本 156(日本版には3のみ収録)
7月 オルサンク 162
8月 馬鍬谷 166
9月 スタンブルグあるいはスタインボルグ(ミナス・ティリス) 168
10月 シェロブの巣 171
11月 バラド=ドゥア 145
12月 『指輪物語』装丁デザイン画 177 180 182
最終ページ
『ホビットの冒険』『指輪物語 旅の仲間』『指輪物語 二つの塔』『指輪物語 王の帰還』
『シルマリルの物語』『終わらざりし物語』原書初版書影。
『トールキンによる『指輪物語』の図像世界』の紹介。

日本語タイトルはタイトル後の図版番号の『トールキンによる『指輪物語』の図像世界』に合わせてあります。手元の初版第一刷だと、146タイトルが145と同じバラド=ドゥアになってたので、146のみ本文から拾いました。前掲書日本版よりサイズが大きく、また全体に発色が強いため、かなり印象が違います。ものによっては原書のJ.R.R.Tolkien:Artist and illustrater"より細部よく見えるかも。
マザルブルの書の紙葉って一枚しか見つからないけど、もしかして日本版にはこれしか載ってないの? いやそんなバカな。

おなじ図版のダイアリーもあります。UK版のみ。

Tolkien Diary (DIARY)
John Ronald Reuel Tolkien
U.K. 定価: £8.50
Amazon価格(税込)1,493円
OFF: ¥262 (15%)
出版社: HarperCollins ; ISBN: 0007174039 ;(2004/07/19)

両方ともゲット済みなのは言うまでもありません(笑。

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