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2004.05.13

新刊下見帖5月の1をUP。

いやはや、家にいないとこういうチェックは進まないもので。
幸い黄金週間中は書籍流通も休みなので、なんとか追いつくところまでできました新刊下見帖

チェックしていてひっかかったのは楽天なのである。いやこないだうちから騒いでいる『世界の涯の物語』なんだけど、著者名がロード・ダンセイニでなく本名になっているのだ。エドワード・ジョン・モアトン・ドラックス、という。
ちなみに当該書籍訳者解説の音訳は「モートン」となっているが何故モアトン。
ていうかこの本も著者名「ロード・ダンセイニ」なんですが。
ついでに「ダンセイニ」で検索すると、ひっかかるのは『ダンセイニ戯曲集』だけである。しかも音訳の違いのために、作者名の長い本名をクリックしても『ペガーナの神々』すらヒットしないのだ。
むろん「ロード・ダンセイニ」とはダンセイニ城(あるいは領)のあるじ、という意味の称号であって、但し書きなくこう書くと、当代の領主という意味であろう。もちろん著作が発表され始めた当時は作家本人がご当主だったのであり、その名前が定着して今に至るわけだが。
現代、著作者を特定するという意味においては本名を書くのがまことに正しいのだが。本という商品を売るにはやはり世間に通った名前で検索する客がたどりつけるようにしておいてほしいものである。
いや幻想文学読者という世間が狭すぎるとしても、少なくとも当の商品に書いてある名前で検索できる状態があらまほしい、と。
ワタクシは思うのであった。とりあえずあとでメール出してみるか。

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2004.05.10

『世界の涯の物語』そのほか

風邪でズビズバしつつ先月末~黄金週間開けの下見帖をぽつぽつとアップ。
しかし驚いたのはダンセイニの新刊である。なんと青土社版短編集でも全訳では無かった初期短編集の、完訳である。
024386640000S.jpg
『世界の涯の物語』 893円
ロード・ダンセイニ/中野善夫〔ほか〕訳
河出文庫/河出書房新社
bk1 Amazon 楽天ブックス
ちなみに「涯」は「はて」と読む。この本だけはと、リアル書店でゲット。
2冊目は『夢見る人の物語』、8月刊行予定のよし。増刷がかかれば、さらなる続刊の予定もあるそうだ。
とりあえず地元図書館にリクエストは入れます。はい。
人気シリーズと、三部作映画のおかげでファンタジー読者の数が増えた、これはイケる的流れならとてもうれしい。
いやファンタジー寄り作品の帯に人気シリーズの名前が入っているのを見て店頭で苦笑いされたかたも多いと思うが。あれがあると、あれしか知らない人が手にとってくれるのである。なんでも新刊よか売れた書目もあるんだそうだ。
様々というのはいささか口惜しいが、目に触れないでは話になるまいとも思うのだ。

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