ココログ開始。
年末からひっぱり、年始の家庭の事情をクリアするまで誤魔化されてくれよと思っていた風邪がこじれ、クリアして気が抜けたとたん、寝込んだのに回復せず(市販の風邪薬は飲んでましたが)、しまいには水も飲めなくなり点滴騒ぎになってしまった。目覚めれば書籍流通も始まっている状態。なんだかかなり損した気分なのだが。
とりあえず、ことしもよろしく。
年末からひっぱり、年始の家庭の事情をクリアするまで誤魔化されてくれよと思っていた風邪がこじれ、クリアして気が抜けたとたん、寝込んだのに回復せず(市販の風邪薬は飲んでましたが)、しまいには水も飲めなくなり点滴騒ぎになってしまった。目覚めれば書籍流通も始まっている状態。なんだかかなり損した気分なのだが。
とりあえず、ことしもよろしく。
『象の棲む街』渡辺球/新潮社
第15回ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作である。
中国とアメリカに占領され、東京におしこめられてひしめき暮らしている日本人たち。ましな暮らしといえば〈部品〉となることだった――いやそれは死を意味するのではないかと思うのだが。読み進むだに、スラムのさまに吸い込まれていくような気がするのだが、ぶっ倒れから寝込みまで復活したばかりでは、ノリを合わせる体力がない。街のどこかに象がいるらしい描写が見えてきたところで挫折。
存在感はたしかに感じるのだが既視感がどうにもやりきれぬ気も。まあ再挑戦してみないと、それはわかりません。
なんというのか、いつものお楽しみでないものを楽しむにはいろいろと基礎体力が不足している。むう。
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